アルティメットルールにおける霊ロラの有用性について
こんにちは。おうじくんです。
先日行われた名狼会アルティメット人狼会にご参加頂いた方、ありがとうございました。
白熱した村が多く、参加者のみなさんが「魅せる人狼」をしてくれていたのでスタッフとしてもとても楽しい時間を過ごせました。もっと参加したかったです!
さて、今日はタイトルの通りアルティメットルールにおける霊ロラの有用性について書いていきます。
結論としては「どっちでもいいけどやっといて困ることはないよ、有用性は狐ありレギュよりは低いかも?」です。
前提として、私は16人村(村6占1霊1狩1共2狼3狂1狐1、役職欠けあり、連続ガード有り、初日占い有り、一斉投票、投票が同数の場合は決選投票3回の後決まらなければ引き分け)のレギュレーションを長くプレイしています。
わかめてやるる鯖でいういわゆる普通村です。
その上で霊ロラという戦略を、特殊なレギュレーションでない限り「やっておいて損はないもの・有効性が高いもの」として認識しています。
その理由は
・霊能が狐混じりでないかぎり、狩人&狐保護になる
(占い師が即噛みされるor占い師欠けの場合に狐盾進行ができる)
・霊ロラを完遂することによって占いの決め打ちを1日伸ばすことができる
・占いの決め打ちを伸ばせることによって1日多くグレー精査が出来る
です。
では、アルティメットルールで考えてみましょう。
アルティメットルールは13人村(村6占1霊1狩1狼3狂1)です。
大きな特徴としては5つ
・役職欠けがない
・狩人の連続ガード禁止
・初日占いは白お告げ
・投票が自由投票、決戦投票2回で処刑者が決まらない場合は処刑者なしで夜が来る
・狐がいないレギュ
です。この中で霊ロラの有用性について考えるにあたり、重要視すべきなのは狩人の連続ガードがないことと、狐がいないことだと思います。
その上で、「やっておいて損はないけど有用性は狐ありレギュより低い」と考えます。
・狐がいないので保護すべき役職が1つ少ない
→これはそのまんまです。保護すべき役職が狩人のみになります。
・狩人の連続ガードが禁止になっている為、狩人という役職自体の価値が下がること
→アルティメットルールでは奇数進行です。つまり1GJが出ても偶数になるだけで、吊りは増えません。そのため吊り数を増やすには2GJを狙う必要がありますが、連続ガード有りのレギュとくらべて難易度が高くなります。
また、議論時間が長め・投票前に発言の機会がある為、通常のレギュレーションよりもグレーの議論が活発に行われやすいです。自由投票制なので投票順も推理要素の1つになります。
つまり、グレースケールがしやすい、グレー同士のラインを見やすい。
これも霊ロラをせずグレー吊りを行うメリットの1つとして挙げられると思います。
逆に、霊ロラをするメリットは「全視点で1人外吊れる」ことです。先程の繰り返しになりますが霊ロラをすることによって決め打ちを伸ばすことが可能です。
さらに、アルティメットルールでは半PP=確定負け(決選投票で引き分けの場合処刑者なし→狂人以外のグレーを噛めば翌日PPに持ち込める)になるため、偶数進行でも狂人の所在を気にしてゲームを進める必要があります。そういった観点では霊ロラは良い手です。
ここまで考えて、私の結論としては「アルティメットルールでの霊ロラは村の進行によって有効度がかなり変わる」「進行によって霊ロラするか、霊能残しでグレー吊りをするか考えることも必要」となりました。
例えば初日に作戦などで3人中2人が霊能COすれば、霊ロラして狩占保護をするのが有効かなと思うし、初日1-1になって占いが即抜きされて、次の日霊能が増えるようならグレー吊りを視野に入れるのもありかな〜と思います。
いろんな手が打てるのがアルティメットルールの良いところだな、というお話でした。
個人的な考えで話すなら、初日霊能だけ出して霊能が確定するなら霊能の指定吊りが1番効率いいなと思います。
が、アルティメットルールが好きな人にとってはいわゆる「作戦」をして狼を追い詰めるのが好きだろうし、そのあたりは文化の違いであって、アルティメットルールの村に参加するのであればその文化に慣れ親しみたいです。
みんなで楽しい村を作れたら良いですね。